『リニアモーターチョーク』で直線を引くと、その上を物が浮かび上がって移動するようになります。
街中リニアモーターだらけ
タンスの裏に落ちたハンコを取るためタンスを移動させようとすると、重くて大変なママとのび太。
ドラえもんは『リニアモーターチョーク』で軽々とタンスを移動させてしまいました。
ドラえもんカラー1巻「リニアモーターチョーク」P57:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんとのび太は街中にチョークを引いて空き箱を用意し、リニアモーターに乗って楽しい時間を過ごすのでした。
チョークに沿って移動
『リニアモーターチョーク』で道路や床に線を引くと、その上に浮力が発生し、線に沿って物が動くようになります。
ドラえもんたちのように乗り物を浮かび上がらせてそれに乗ると、簡易的なリニアモーターカーに乗って移動できるようにもなるのです。
速度は不明
浮かび上がった物体がどれぐらいの速度で走ることができるのか明確には語られていません。
子どもが乗って遊ぶ可能性も考えて安全性に配慮した設計になっていると思われ、せいぜい人が歩くスピート程度でしょうか?
乗り物の安全性も一応確保?
浮かび上がった物を乗り物として使う場合でも、一定の安全性は確保されているようです。
ドラえもんカラー1巻「リニアモーターチョーク」P61:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
上のコマは『リニアモーターチョーク』で空き地の土管をのび太が通過している様子ですが、体制があきらかに前傾姿勢(斜め)になっているにも関わらず、空き箱の上から転げ落ちることなく普通に座っていることがわかります。
このことから『リニアモーターチョーク』で浮かんでいる物体のの重力場は常に一定となり、体が滑り落ちることがなく、搭乗者は平地と同じような感覚でいられるのであろうことが推測されます。
もし衝突事故に遭遇しても、体が放り出される心配もないのでしょう。