ドラえもんのミニチュア版『ミニドラえもん』の紹介です。
困った時に頼りに・・・なる?
野鳥観察をするのにドラえもんをあてにしていたのび太ですが、ドラえもんは急きょ用事で手が離せない様子。
そこで『ミニドラえもん』を取り出してのび太を助けるよう指示するのです。
見た目がドラえもんのミニチュア版で、取り出すひみつ道具も全てがミニサイズ。
ドラえもん41巻「ぼくミニドラえもん」P57:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一応野鳥観察は終了したものの、最後まで小さいサイズのひみつ道具にしっくり来なかった一同でした。
ドラえもん41巻「ぼくミニドラえもん」P63:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
小さいだけでドラえもんと同じ
ドラえもんそっくりでサイズが小さい『ミニドラえもん』。
『四次元ポケット』も持っており、中にはミニチュア版のひみつ道具がたくさん詰まっています。
人の言葉を理解しても話せない
ドラえもんと『ミニドラえもん』が異なる点は2つ。
- 人の言葉を話せない
- それほど主体的でなく、感情表現も乏しい
『ミニドラえもん』はのび太やスネ夫が話す言葉はしっかり理解して受け答えしますが、話す言葉は「ドードー」「スースー」など単純なものばかり。
一応会話の流れでみんな理解しているようですが、細かいニュアンスは伝わらないでしょう。
また、『ミニドラえもん』は使い主の命令を受けて行動することが多く、ドラえもんのように喜怒哀楽を表現したり自分から主体的に行動する様子は見られません。
未来でドラえもんが大人気?
ドラえもんはもともと子守ロボットの落ちこぼれ型のロボットで、いわゆる不良品の扱いを受けていました。
『ミニドラ』をよく見ると耳がない丸っこい頭をしていて、これはドラえもんを模した造りです。
人気のない不良品を真似てわざわざ量産することは通常考えられず、そうすると未来の世界においてドラえもんの評価が上がっているのでは?と推測することができます。
色も豊富に存在しますし、つい色違いで揃えたくなる人間心理をついたうまい戦略なのでしょうか?