みの虫のように高いところにぶら下がって寝ることができる『みの虫式ねぶくろ』。
ドンジャラ村のホイくんと仲間を探す時に使われました。
ホイくんの家族はどこ?
小人族のホイくんは大人族(のび太たち)の社会に紛れて生活していますが、土地の再開発で住処を奪われてしまいます。
ドラえもんとのび太はホイくんと一緒に、行方不明になったホイくんの家族を探す旅に出るのです。
ドラえもん35巻「ドンジャラ村のホイ」P183:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『万能手綱』を駆使し、疲れた夜に『みの虫式ねぶくろ』で休憩しているところをホイくんの妹に発見され、偶然の再開を果たすのでした。
安全を確保できる夜
何もないところで眠るのは外敵に襲われて危険です。
『みの虫式ねぶくろ』のように木からぶら下がっておけば、枝が折れない限り安全度は高まりますね。
ただし外から丸見えになるので、その点は注意が必要です。
みの虫式ねぶくろを使った理由
ドラえもんは『キャンピングカプセル』を持っていたり、何なら『ビッグライト』で大きくなって家で眠ることだってできたはずです。
関連ひみつ道具
関連ひみつ道具
それでもあえて『みの虫式ねぶくろ』を使ったのは、
- ホイくんの村人が近くにいて発見されやすくするため
- 小人族と大人族の垣根を無くすため
- 忘れていた
が考えられます。
ホイくんの家族は急な引っ越しだったためにそれほど遠くまで行く準備ができていなかったと考えられ、ドラえもんたちの1日の行動距離から考えて近くにいるのでは?と期待していたのではないでしょうか。
ドラえもん35巻「ドンジャラ村のホイ」P184:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
それが見事発見されるわけですから、結果的によかったわけです。
または、これまで迷惑をかけてきている小人族に対して少しでも垣根を無くす意味で小さいまま睡眠を取ったのか、またはうっかりなドラえもんですのでひみつ道具の存在を忘れていた可能性も捨てきれませんね。