寝る場所が見つからない時は『みの虫式スリーピングバッグ』を使いましょう。
海の遭難者
ボロ船を買い取り、しずかちゃんを探して大海原に出たドラえもんたち。
船員として雇った連中が、実は国外逃亡を企てる盗賊のカシムたちだったからさぁ大変!
大長編のび太とドラビアンナイトP78:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『みの虫式スリーピングバッグ』で寝ていたところ海に放り出され、なんとか命は助かりましたが、ひみつ道具を失ってしまったのです。
ドラえもんたちは無事にしずかちゃんを見つけることができるのでしょうか。
ぶら下がって眠ります
『みの虫式スリーピングバッグ』は木の枝や天井などから吊るし、まるでミノムシのような格好で眠るための寝袋です。
大人が入っても安全にぶら下がることができ、ぐっすり熟睡間違いなし!
横になって眠るスペースが無い時に使いましょう。
浮き袋代わりにもなる
海に落下したドラえもんたちは、『みの虫式スリーピングバッグ』が浮き袋の役目を果たしてくれたことで命を救われました。
大長編のび太とドラビアンナイトP82:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
大嵐にあっても命に別状はなく(実はミクジンが助けてくれてはいましたが)、高い安全性が期待できます。
とはいえ、海に面した場所でミノムシのような姿勢で眠る状況は多くはないと思われるため、浮き袋の機能が役立つシーンは限定的でしょう。
おそらくドラえもんは、航海中に万が一海中に落下しても大丈なようにと選択したものと思われます。
改良版がこれ
コミック35巻では『みの虫式ねぶくろ』が登場しました。
関連ひみつ道具
今回の『みの虫式スリーピングバッグ』との違いは、おそらく浮き袋機能の有無でしょう。
見た目もこちらのほうが浮かびやすそうな形状をしていて、保温性も高そうですしね。
日々進化を続けるひみつ道具なのでした。
このひみつ道具はこの巻で読めます