目で見た景色や記憶の中の様子をまるで写真のようにスケッチすることができる『みたままベレー』。
絵の才能に関係なく使うことが出来ます。
まるで写真のようなスケッチを
絵が苦手なのび太は、ドラえもんから『みたままベレー』と『自動二四色ふで』を借ります。
本物の写真のような精密なスケッチが可能になるひみつ道具で、のび太は大金が入ったバッグの行方を探したり、パパの夢を覗いたりします。
ドラえもん34巻「みたままベレーで天才画家」P48:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あまりにも絵がリアルすぎて、『みたままベレー』で描いたスケッチを写真と間違われてしまい、言い訳ができなくなってしまったのでした。
見たままを描きだします
目で見て記憶している内容をそっくりそのままスケッチブックに描くことができる『みたままベレー』。
それが夢の内容でも、対象物が動物でもお構いなしです。
動物目線のスケッチだなんておもしろい作品ができあがりそうですね。
過去のこともお任せ
記憶に残ってさえいれば、ダイヤルを調整して昔の記憶をスケッチすることも可能です。
現実的に考えて、記憶は脳のどこかにかならず収納されているわけなので、理論的には生まれて今までの記憶すべてをスケッチに描くことができる気もしますが、真相は不明です。
証拠探しにピッタリ
動物に対しても『みたままベレー』は有効的なため、事件が起こった時の記憶を動物から教えてもらうことも期待できます。
ドラえもん34巻「みたままベレーで天才画家」P52:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
極端な話、犬ではなくアリやハエも現場を目撃している可能性があるため、『みたままベレー』を小さくしてしまえばどんな生き物でも対応できるかもしれません。
『タイムマシン』で時間をさかのぼれば犯人などすぐわかってしまうのですが、まぁそこはマンガということでご愛嬌。
このひみつ道具はこの巻で読めます