『猛獣ならし手ぶくろ』を使うと相手をなだめ、支配下に置くことができます。
ジャイアンは猛獣
ジャイアンが怖くてたまらないのび太は家から絶対に出ない宣言をします。
それを見たドラえもんは『猛獣ならし手ぶくろ』でジャイアン対策を講じるのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん6巻「猛獣ならし手ぶくろ」P423:小学館
調子にのったのび太は、ジャイアンをまるでサーカスの動物かのように支配して手懐けて遊びます。
ところがおたふく風邪をひいたジャイアンが顔を隠してしまったために『猛獣ならし手ぶくろ』が効かなくなり、逃げ惑うのび太なのでした。
相手を手懐けます
『猛獣ならし手ぶくろ』を手に装着し、相手のあごを撫でると、まるで懐いた動物のように甘えん坊になり、命令に忠実に動くようになります。
効果は5分間
『猛獣ならし手ぶくろ』の持続時間は短く、ひとなで5分までです。
何度も撫でると効果が伸びると思われますが、詳しい説明はなされていません。
怒り狂う相手を5分間足止めして逃げるのは十分すぎる時間でしょう。
相手が猛獣でなくても効果あり
名前に猛獣とありますが、別に相手が怒り状態でなくても『猛獣ならし手ぶくろ』は効果を発揮します。
とにかくあごを撫でることが大切なので、相手が油断している間にサッと撫でてしまいましょう。
動物っぽく行動します
手懐けられた相手はまるで動物のように完全に支配下にくだります。
命令に忠実になり、人間というよりも動物っぽい仕草を取るのです。
ただし命令を受けている間の行動を本人は全て覚えているため、あまり無茶なことをやりすぎると後が怖いですよ。
このひみつ道具はこの巻で読めます