具体的な効果は不明な『なんとかする道具』を紹介します(正式名称も不明です)。
のび太の遅刻を無しにしよう
学校の宿題をやってないのび太は、ドラえもんの『でん子ずのうつき自動ボールペン』の協力もあり、ようやく登校の準備が整います。
ところが先生がまもなく教室に入ろうとしていて、それを食い止めるためにドラえもんは「なんとかする」の言葉と一緒に『なんとかする道具』を使います。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「のび太が強くなる」P92:小学館
平衡感覚がおかしくなった先生は廊下から滑り落ちるように倒れてしまい、のび太はギリギリ遅刻することはなかったのです。
平衡感覚がおかしくなります
『なんとかする道具』を使われた対象者は平衡感覚が狂ってしまい、平地なのに90度地面が傾いたように感じられます。
立っていられなくなるだけでなく、重力も横からかかるようになり、周りから見ると真横にぶっ飛んでいくように見えてしまいます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「のび太が強くなる」P93:小学館
名称のないひみつ道具
このひみつ道具には正式な名称が登場しておらず、仮に『なんとかする道具』として紹介しています。
持ち手とアンテナがあり、電波を発射するタイプの形をしています。
他にも効果があるかもしれない
なんとかする、の一言でドラえもんに片付けられてしまい、具体的な効果の説明のないまま展開するストーリー。
ひょっとすると先生のような平衡感覚の喪失以外にも効果があるのでは、と感じざるを得ません。
その場の成り行きに任せた最適な効果が出現するかもしれず、機械が状況を判断して自動的に効果を切り替える特殊な力があるかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます