子どもでも安心して楽しむことができる『お子さまハンググライダー』というひみつ道具の紹介です。
のび太もできる?ハンググライダー
スネ夫のハンググライダーへの夢を聞いたのび太は対抗意識をもやし、今すぐハンググライダーをやりたくて仕方ありません。
『お子さまハンググライダー』は子どもでも安心して遊べるひみつ道具で、最小の翼面積で最大の浮力を得る未来の科学技術が生み出した傑作なんだとか。
ドラえもん30巻「お子さまハンググライダー」P147:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんとしずかちゃんは上手に乗りこなすことができる一方、なぜかのび太はうまくいきません。
最後は人の家につっこんでしまい、せっかく自慢しようとしたスネ夫にも呆れられてしまったのでした。
運動神経がものをいう?
『お子さまハンググライダー』は未来の子どもでも安心してスカイスポーツを楽しむ目的で作られています。
自然の上昇気流を見つけてぐんぐん空に登るはずなんですが、のび太はなぜか下る一方。
ドラえもんやしずかちゃんはあっという間にコツを掴んで楽しんでいるのに、ひょっとすると運動神経の問題なのでしょうか?
安全性能も高い・・・はず
『お子さまハンググライダー』は本来であれば安全装置の類が備わっているはずで、のび太が窓ガラスに突っ込んだときにその機能が働いてもおかしくありません。
衝突回避のために緊急停止だったり、使用者の周りにバリアーを張るなど、未来のひみつ道具ならではの機能がありそうなものです。
ところがのび太は突っ込んでいます。
ドラえもん30巻「お子さまハンググライダー」P149:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
もしこれが小さい子どもだった場合、必ずしも安全な道具とはいえないですね。
それとも何らかのはずみで安全装置を切ってしまっていたのか、真相は不明です。
このひみつ道具はこの巻で読めます