ほんの少しの力が100倍に増幅される『パワーつるはし』というひみつ道具の紹介です。
掘り起こせ、裏山の鉱脈
ドラえもんとのび太は『合成鉱山の素』を使ってラジコンに使う電池を裏山で大量に作ることにします。
電池は土の中で生成されるため、それらを掘り出すために『パワーつるはし』が使われるのですが、非力な2人でもまるで豆腐を崩すかのように簡単に穴が掘れてしまうのです。
ドラえもん43巻「合成鉱山の素」P113:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
また、ジャイアンが鉱脈の穴にラジコンカーも落としてしまったことから、棚からぼたもち的な感じで大量のラジコンをゲットした2人なのでした。
子どもでも簡単につかえます
『パワーつるはし』は力が100倍に増幅される頼もしいつるはしで、工事現場や土木作業で大いに力を発揮してくれるでしょう。
危険と隣合わせ
力が強くなるが故に思わぬ事故を招く可能性もゼロではありません。
ちょっと体制がよろけて隣の人につるはしが触れてしまうと、100倍に増幅された力が加わって大怪我につながる恐れもあります。
とはいえ未来のひみつ道具ですので人には効かないなど特殊効果があるかもしれませんが、注意したほうがよさそうです。
大長編に似たひみつ道具あり
大長編9作目『のび太の日本誕生』では『らくらく道具』各種としてシャベルやのこぎり、斧、つるはしがあります。
効果としては『パワーつるはし』と同じで、ちょっとの力で簡単に土木作業をすすめることができるのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます