自分がピンチの時、靴を代走させてその場をしのぐことができる『ピンチランナー』の紹介です。
靴が大活躍
遅刻しそうなのび太を見てドラえもんが『ピンチランナー』をのび太の靴に取り付け、靴だけ先に出席させる手段をとります。
ドラえもんプラス2巻「ピンチランナー」P161:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
マイクがついているので会話もできて事なきを得たのですが、後日それがバレ、家庭訪問が実施されることになります。
言葉たくみにママとドラえもんを家から追い出すことに成功し、先生が帰ろうとしたところ、ママも『ピンチランナー』を使うのでした。
とりあえず存在だけアピール
『ピンチランナー』で靴だけ走らせることで一応その場にいたことにはなります。
モニターとマイクがついているので会話もできますが、のび太のように出席したとは言い難い点もありますね。
どこでもドアでもいいのでは?
靴を走らせて自分が遅れて参加するぐらいなら『どこでもドア』を使って移動したほうが早い気もします。
靴が移動するにも時間がかかりますし、『ピンチランナー』だけに頼っていてはいけませんね。
誰かに邪魔される恐れあり
のび太が調子に乗って靴を代走させて出席したように見せかけていた時、ジャイアンに靴の存在がバレてしまいました。
ドラえもんプラス2巻「ピンチランナー」P164:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
そりゃそうですよね、靴が勝手に動いていたら目立ちますし、明らかに不自然です。
人がたくさんいる場所では使いづらいひみつ道具ともいえます。
のび太の卑怯な一面も
『ピンチランナー』を使い、母ちゃんから逃げ回るジャイアンの居場所を告げ口しあり、スネ夫に後ろから飛び蹴りを食らわせるなどなかなか卑怯な一面を見せるのび太。
ドラえもんプラス2巻「ピンチランナー」P167:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
日頃のお返しとばかりにやりたい放題で、あまり推奨はされませんがこういう使い方もできますね。