ロボット福の神

『ロボット福の神』の笑い声を聞くと何でもかんでも人にあげたくなってきます。

ある意味恐怖の福の神

ある時のび太は不気味なロボットの笑い声を聞きます。

その途端、不思議とドラえもんにお金をあげたくなってしまったのです。

ロボット福の神
高周波の影響

藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「ロボット福の神」P155:小学館

実は『ロボット福の神』の影響でそうなってしまったのです。

のび太はロボットを持って外出しますが、とにかく色々な物を押し付けられてしまうため、逆にうんざりしてしまったのでした。

見た目が不気味なロボット

『ロボット福の神』は見た目がちょっと不気味なロボット。

ロボットが発する笑い声を聞いた人は、ロボットを起動した人に何でもかんでもあげたくなってしまう効果があります。

ロボットが発する高周波が頭の中で共鳴現象を引き起こし、優しい気持ちにするんだとか。

笑い声は「ワハハハ」『アハハハ』です。

一転、貧乏神へ

ところが『ロボット福の神』は調整が難しく、ちょっとしたことで声の設定が狂ってしまいます。

すると笑い声が「ゲヘヘへ」という恐ろしい声になり、それを聞いた人はロボットを起動した人にいじわるしたり攻撃的な態度を取るようになってしまうのです。

ロボット福の神
すぐに狂ってしまうロボット

藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「ロボット福の神」P162:小学館

福の神と貧乏神は紙一重なのですね。

乱暴な使い方は厳禁

実はこの『ロボット福の神』はドラえもんが中古で購入したひみつ道具です。

そのためか調整が狂いやすいということですが、おそらく外部からの強い衝撃が加わったりしばらく使っていないとダメなのでしょう。

いずれにしても乱暴に使わないことが貧乏くじをひかないためのコツといえるでしょう。

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