『サイオー馬』に蹴飛ばしてもらうと、悪いことが起こった時はいい事が起こり、その逆もまた然り。
人生はロープのごとし
人生、いいことも悪いことも待ち受けている。
ドラえもんのありがたいお説教はのび太の耳に念仏で、手っ取り早く状況を改善したいのび太。
悪いことがあると『サイオー馬』に蹴飛ばしてもらうことで次はいいことが起きるため、のび太はこれ幸いとばかりに利用します。
ひみつ道具に頼らずともいいことが起こって浮かれ気分ののび太でしたが、『サイオー馬』に蹴飛ばされまいと必死に逃げ回るのでした。
ドラえもん44巻「サイオー馬」P55:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
運勢を逆転させます
『サイオー馬』はいい事と悪いことを交互に起こさせるひみつ道具。
嫌なことがあったらすぐに蹴飛ばしてもらいましょう。きっといい出来事が起こるはずです。
でもいい出来事の後は蹴られないように注意する必要があります。次は確実に悪いことが起きてしまうので・・・。
10分押さえれば大丈夫
蹴飛ばされて10分以内は運勢が逆転するため、10分以上間隔をあけて再使用しましょう。
『サイオー馬』は対象者を蹴りたくて仕方ありませんので、上手に捕まえられなかった時は逃げ回る必要があります。
ドラえもん44巻「サイオー馬」P52:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
おっちょこちょい&弱虫
小さくちょこまかとすばしっこい『サイオー馬』ですが、意外とおっちょこちょいな性格をしています。
足の遅いのび太が逃げ回っているのですが、とっさに家のかげに隠れたことに気付かないまま見過ごしてしまったのです。
ドラえもん44巻「サイオー馬」P52:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
また、犬に追いかけられることもあり、人間は蹴飛ばすくせに吠える犬には弱いという一面も持ち合わせています。
運勢をコントロールしよう
『サイオー馬』とともに生活していれば、ある程度の出来事を自分でコントロールできるようになります。
毎回蹴飛ばされるので痛い思いはしますが、必ず幸運が訪れることを考えると安いものかもしれません。
くれぐれも10分間のインターバルには気をつけておきましょう。