水に入れると魚の形に膨れ上がる不思議なかまぼこ『魚型かまぼこのもと』というひみつ道具を紹介します。
無人島での食料補給にどうぞ
『ロビンソンクルーソーセット』を使ってしずかちゃんと一緒に無人島にやってきたのび太。
たくさんのひみつ道具のおかげでサバイバル生活を乗り切りますが、食料調達のために『魚型かまぼこのもと』を使い、しずかちゃんの株を上げることになるのび太。
ドラえもん38巻「ロビンソンクルーソーセット」P163:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
今回の無人島生活を通して頼りになる男の一面を見せることができたのでした。
骨なし魚の出来上がり
『魚型かまぼこのもと』を水に入れると魚の大きさまで大きくふやけます。
かまぼこなので骨もなく、魚の味がする不思議な食材です。
火であぶればまるで本物の魚を食べているかのような感覚になるでしょう。
誰でもお手軽に調達
水に入れるだけで誰でもお手軽にかまぼこが手に入るので、面倒くさがりな人でも大丈夫。
すぐに膨らむので手間もかかりませんし、技術もいりません。
インスタントを越えたインスタント食品
現代のインスタント食品はお湯を注ぐものがほとんどですが、『魚型かまぼこのもと』のように水だけでOKというものは革新的でしょう。
ただし水を使う点を考えると、本当のサバイバル生活で水が手に入らない状況を想定するとその点は不便さを感じるかもしれません。
とはいえ携帯にも便利で味もいいことから、魚以外でも同じようなサバイバル食品のラインナップがあると嬉しいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます