どんなに下手くそな図面でもちゃんとしたものに書き換えてくれえる『設計機』。
これさえあれば人の手を借りなくても設計図が完成しますね。
のび太の力作はボツ!
自分が絵に描いた夢の戦艦を『メカ・メーカー』で作ろう!ということで、落書きをもとにしてのび太だけのオリジナルのラジコン船が完成しました。
スネ夫が作った巨大戦艦に負けじとのび太も大きな設計図をつくりますが、どうやっても幼稚園レベルを抜け出すことができません。
そこで『設計機』を使えば、プロの設計図に自動的に書き換えてくれるというではありませんか!
もとの図案のなんとなくの雰囲気を残しつつ、細かい場所はプロの仕上がりになります。
結果的にスネ夫の船に勝つわけですが、どうせならのび太のオンボロ巨大船の実力も見てみたかった気もしますね。
いい塩梅で作ってくれる
『設計機』はデザイナーの気持ちをしっかり理解したひみつ道具といえます。
『設計機』に投入する図案の骨格や構成をなんとなく残しつつ、プロの手を入れるべきところをしっかり入れ、見た目も機能もプロ仕様の仕上がりになります。
上の画像を見てもわかるように、のび太のオリジナルの設計図の図案がなんとなく活かされている完成品のようにも見えますね。
自分の独自性がどこかに残っていればデザイナー側も満足するだろうという、『設計機』開発者の優しを垣間見ることができますね。
未来にデザイナーは残っているのか?
『設計機』さえあれば人の手を借りずとも簡単にきれいな設計図が仕上がります。
果たして未来の世界にデザイナーとしての仕事は残っているのでしょうか?
小学生ののび太の図面でさえしっかりした仕上がりになるため、大人のデザイナーよりも、柔軟な考え方をする幼稚園児や小学生のデザイナーが主流になっているかもしれません。
常識にとらわれない発想が新しい科学を生み出すきっかけになる世の中かもしれませんね。