精神統一していればふわふわ浮かぶ雲にだって乗れちゃう?
そんな『仙人の雲』を紹介します。
のび太の精神統一方法
学校で叱られ、キャンプにも行けず、どこか遠くの山で仙人のような暮らしをしたいと考えるのび太。
ドラえもんが出した『仙人らくらくコース』には『仙人の雲』が入っていいるのですが、これを乗りこなすには雑念を捨てて精神統一が必要とされています。
ドラえもん43巻「仙人らくらくコース」P83:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
厳しい滝行(滝に打たれること)で意識がもうろうとしたのび太はようやく雲に乗れるようになりますが、最後は仙人の目を盗んで逃げ出してしまうのでした。
雑念は捨て去ろう
『仙人の雲』に乗るためには高度な精神統一が必要とされています。
遊びたい、昼寝したい、ラクしたいと常に考えているのび太が雑念を捨て去るのはまず無理なことで、滝行を経て意識がもうろうとして初めて雲に乗れるようになったのです。
仙人といえども落下します
このストーリーのオチでは、しずかちゃんのパンツを見てしまった『仙人ロボット』が集中力を見出し、雲から落下するシーンが描かれています。
つまり例え仙人とはいえ精神状態が乱れてしまっては雲に乗り続けることができない難易度の高いひみつ道具といえます。
安全性と使いやすさを考え、わざわざ『仙人の雲』を使わずに『雲かためガス』で仙人の雲を作ってしまえば楽ちんですね。
関連ひみつ道具
このひみつ道具はこの巻で読めます