スーパーマンのマント

『スーパーマンのマント』をつけていると誰かがピンチの時にいつでも駆けつけることができます。

正義の味方ジャイアン

ドラえもんが干してあった『スーパーマンのマント』を付けてしまったジャイアン。

ピンチの時に笛の音を聞くといつでもどこでもマントを付けた人が飛んで駆けつける効果があり、ジャイアンは正義の味方になれたことに有頂天です。

スーパーマンのジャイアン
スーパージャイアンの誕生の瞬間

ドラえもんプラス2巻「スーパージャイアン」P111:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

ところがご飯の最中でも真夜中でも呼び出されることにジャイアンは腹を立て、殴られそうになったドラえもんとのび太は笛でジャイアンを呼び出し、ジャイアンが自分で自分を殴るというめちゃくちゃな結末を迎えるのでした。

自分で自分を殴るジャイアン
容赦ない攻撃である

ドラえもんプラス2巻「スーパージャイアン」P115:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

ハードな仕事スーパーマン

『スーパーマンのマント』はスーパーマンごっこに使えそうなひみつ道具ですが、あまりおすすめできません。

自分の都合に関係なく笛で呼ばれてたら強制的にその場に駆り出されますし、100回人助けをしないと外せない仕組みになっているのです。

ジャイアンも最初こそ楽しんでやっていましたがだんだん嫌になってしまったのです。

ばらまくほど存在する笛

ジャイアンを呼び出す笛はたくさんあり、あまりにも暇なジャイアンは街中にばらまくようドラえもんに指示しました。

スーパーマンの笛
いかにも投げやりな態度がおもしろい

ドラえもんプラス2巻「スーパージャイアン」P112:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

結局これがあだになってジャイアンはこき使われることになるのですが、正義の味方というよりもなんでもお願いできる便利屋さんのイメージが強いですね。

移動手段として使うなら便利かも

学校や会社、自宅に笛を置いておき、移動する時に誰かに笛を吹いてもらうことで交通費を浮かせて飛んで移動することができます。

行く先々に笛をあらかじめセットしておけばそんな使い方もできるでしょう。

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