動物の刷り込みを人間にも起こすことができる『刷りこみたまご』。
意図的に相手の好意を自分に向けることができます。
のび太VS出木杉
しずかちゃんを独り占めしたい!のび太の想いを受けてドラえもんは『刷りこみたまご』を取り出します。
これを使うと動物の刷り込みを人間に引き起こし、最初に見た人を猛烈に好きにさせる効果があります。
ドラえもん37巻「たまごの中のしずちゃん」P134:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
しかししずかちゃんが最初に目にしたのはあろうことか出木杉くん!
機械に頼ってしずかちゃんの気持ちを動かしたくないというイケメンコメントに、じすかちゃんの出木杉に対する気持ちは大きく膨れ上がるのでした。
ドラえもん37巻「たまごの中のしずちゃん」P141:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
強引なひみつ道具
『刷りこみたまご』の中に15分入っていると刷りこみの準備が整います。
問題はどうやってたまごの中に人を入れるかですが、ドラえもんのように強引に『ストレートホール』を使うといいでしょう。
もちろん万人におすすめできる方法ではありませんが、どうしても!という場合は仕方ありません。
失敗した時の救世主
『刷りこみたまご』で好きになった感情は基本的にずっと続きますが、『刷りこみを消すヘルメット』を使うことでそれを解除できます。
誤って使ってしまった時の救済措置ですが、逆にいうとコレがないとうかつに『刷りこみたまご』を使うのは危険でしょう。
一方的に相手から好意を寄せられて嬉しい場面ばかりではないのです。
ドラえもん37巻「たまごの中のしずちゃん」P138:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
いろいろあります、気をひく機械
相手の感情を自分に寄せるひみつ道具はたくさんあります。
- そくせきスイートホーム
- キューピッドのや
- あいあいパラソル
- カップルテストバッジ
- もはん手紙ペン(ちょっと違うかも?)
しかし気になるのはこれだけ豊富なひみつ道具を駆使しながらも、いまだにしずかちゃんの気持ちを射止めることができないのび太の不甲斐なさです。
もちろん将来的に2人は結ばれることになるのですが、さすがマンガのご都合展開といったところでしょうか。