宝探し用の帆船型モーターボード『宝さがし用帆船』を紹介します。
宝島の宝を狙え
驚異的な運の強さを発揮したのび太は『宝さがし地図と針』で見事一発で宝物を見つけ、船をつかって島まで移動します。
気分を出したいがため『宝さがし用帆船』でのんびり船旅を楽しみながら航海します。
ドラえもん45巻「南海の大冒険」P34:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
途中、ジャイアンとスネ夫を無理やり競争させながらなんとか宝島にたどり着いた一行でしたが、すでに宝は発掘されたあと!
ドラえもんとのび太はこのピンチをどう切り抜けるのでしょうか。
見た目は帆船のモーターボート
『宝さがし用帆船』は立派な帆船ですが、帆を張らなくてもエンジンで走るモーターボートです。
全長10メートル程の小型船で、本来であればこんな小船で大海原を移動するのは自殺行為なのですが、未来のひみつ道具ということもあってある程度安全性も担保されているのでしょう。
快適に過ごせます
『宝さがし用帆船』の中は意外と豪華。
立派なキッチンとベッドが用意されていて、材料さえあればおいしいご飯が食べられます。
ドラえもん45巻「南海の大冒険」P35:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
船旅は食料と水の管理が非常に重要なのですが、おそらくドラえもんとのび太の2人では本物の航海を乗り越えるのは厳しいのではないでしょうか。
遊びながら移動が大前提
『宝さがし用帆船』には友達の船と競争するための加速装置が備わっています。
これでスピードを上げてレースができるようなのですが、長い船旅を少しでも退屈しないよう考えられた仕掛けなのですね。
ジャイアンとスネ夫が乗った『ほどほど海ぞく船』と競争したとき、ジャイアンたちのほどほど装置が故障していたようでドラえもん・のび太の船はボロボロに負けてしまったのでした。
このひみつ道具はこの巻で読めます