自分で雲を作って乗って遊ぶことができる『手作り雲セット』の紹介です。
自分たちの雲をつくろう
雲に乗ってふわふわ遊ぶ夢を見たのび太。
それを笑われてヘコんでしまいますが、ドラえもんの協力もあって『手作り雲セット』で雲を作ることにします。
ドラえもん39巻「手作りの雲は楽しいね」P78:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
針金(雲のしん)で自由に形を決めることができ、孫悟空の筋斗雲のような雲を作って遊ぶ3人。
飛行機のラジコンで邪魔してくるジャイアンとスネ夫に対抗するため、ドラえもんは巨大な雲の恐竜を作成し、2人を驚かせるのでした。
ドラえもん39巻「手作りの雲は楽しいね」P83:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
雲作りに必要な道具
雲を手作りするために3つの道具がセットになっています。
- 雲の素
- 雲作りマシン
- 雲のしん
『雲のしん』は一見すると普通の針金にしか見えないのですが、雲の浮力を考えて極限まで軽くした特殊素材で作られていたり、ちょっとやそっとではちぎれない丈夫な素材かもしれません。
アイディア次第で自由自在
『雲のしん』で形を自由につくって周りに雲をまとわせることで完成するオリジナル雲。
工作の力が必要とされますが、自由に形を作って遊ぶことができます。
推進力は別途必要
例え雲が完成してもそれ単体で推進力を生み出すことはできません。
自然と同じで全て風まかせなのです。
自由に移動したいときは『雲を動かすかざぐるま』を後方に取り付けます。
ドラえもん39巻「手作りの雲は楽しいね」P79:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
なんともわかりやすい構造ですが、こうして前に進む力を生むのですね。
求む、安全装置
ドラえもんが出すひみつ道具全般にいえることですが、トラブル時の安全対策がないことがほとんど。
今回の『手作り雲セット』でも、もし雲から落下したらどうするのかという点が触れられていません。
未来の世界は地面に反重力装置が設置されているという情報もあるためその点は考慮しなくてもいいということでしょうか。
たしかに過去の世界でひみつ道具が使われる想定がなされていないのかもしれませんね。
となるとドラえもんがその点に気付いて自分で安全対策を実施した上で遊ぶ必要があるのですが、作中にはそのような描写がありません。
もっとしっかり考えて欲しいものです。