『手じなふろしき』を使うと誰でもかんたんにふろしきから何でも取り出せるようになります。
のび太は天才奇術師
なんでも取り出すことができる『手じなふろしき』。
のび太は調子に乗ってみんなの前であらゆるものを取り出して注目を浴びます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん4巻「手じなふろしき」P29:小学館
ところが誰が名前を出してもふろしきから出てきてしまう特徴があり、うっかりのび太やドラえもんが増殖してしまったのです。
風にあおられて飛んでいった『手じなふろしき』を泥棒が拾い、うっかり警察官の名前を言ったものですから、突然あらわれた警官に驚いた泥棒なのでした。
名前を呼ぶだけで取り出せます
『手じなふろしき』の近くで物の名前を言うだけでふろしきから出てきます。
大きさに関係なくお手軽に出てくるのはいいのですが、うっかり誰かを呼ぶ声がふろしきに認識されてしまうと、人間までもがコピーされてしまうのです。
うっかり使わないように注意
『手じなふろしき』にボタンなどがあって、手品をするときにON・OFFを切り替えられればいいのですが、そんな便利な機能はないようです。
とにかく周辺の声をなんでもかんでも拾ってしまうため、できるだけ静かな場所で使うのがいいでしょう。
消し方は不明
『手じなふろしき』から出てきたコピー品をどうやって消すかは不明です。
のび太が取り出したおもちゃ等は遊べばいいのですが、うっかりコピーしてしまったのび太とドラえもん本人をどうするべきなのか、詳細には触れられていません。
手品用のひみつ道具
『手じなふろしき』と同じように、誰でも簡単にタネ無しで手品ができてしまうひみつ道具はたくさんあります。
ひみつ道具をいろいろな使いみちで考えることで、手品のクオリティも変わってくることでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます