そこには小さな宇宙がある!
『天球儀と天体けんび鏡』のセットを使うと、本物そっくりのミニ宇宙を目の前に再現することができるのです。
第二の地球、発見!
星座の勉強のために出した『天球儀』というひみつ道具は、本物の宇宙をミニチュアサイズに設計した模型です。
『天体けんび鏡』でのぞくと星1つ1つが手に取るように見えるだけでなく、本物の宇宙そっくりの世界が広がっているんだとか。
ドラえもんは地球そっくりの惑星を発見するのですが、そこはなんとすべてのものが地球と真逆になっているあべこべの世界でした。
ドラえもん17巻「あべこべ惑星」P81:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
宇宙船を用意して『天球儀』に乗り込むドラえもんとのび太の2人。
街の作りや自然の法則などすべてが逆のニセ地球を探検しますが、そこには天才と称される女の子バージョンののび太がいるではありませんか!
ドラえもん17巻「あべこべ惑星」P87:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
本物ののび太は頭が悪いけど逆の世界では大天才と言われてるよという、本人にとってはちょっと納得のいかないオチを迎えるのでした。
ここまできたか、未来の科学技術
『天球儀』で最も驚くのは、本物の宇宙がそこに再現されていることです。
全宇宙ではないにしても一部だけでも宇宙の秘密が解明されていることを意味し、科学技術で作り上げているのです。
さらにそこには自我を持った極小のロボットが生活しているというから驚きです。
ドラえもん17巻「あべこべ惑星」P79:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
未来の技術はかなりのところまで進歩しているようですね。
学習教材にぴったり
本物の宇宙を覗くわけなので、星座や宇宙の勉強教材にぴったりといえます。
『天体けんび鏡』で倍率を調整すればほとんどの星の細部まで見ることができますし、気になるものがあれば宇宙船で乗り込むこともできます。
技術の進歩に伴い、未来の子どもたちはワクワクを感じながら勉強できるということですね。