時間と時代を越えて通話することができる『タイム電話』。
タイムマシンの事故に備えて持っておきたいひみつ道具です。
お殿様、ご乱心
昔の時代のお殿様が容赦なく人の首をはねようとする様子を見たドラえもんは、タイムマシンで過去に戻って人助けをしようとします。
ドラえもん24巻「二十世紀のおとのさま」P35:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
紆余曲折を経て人を助けられたのはよかったものの、タイムマシンの入り口を見つけた殿様が誤ってタイムマシンを操作し、のび太の世界に来てしまったのです!
慌てたのはドラえもんとのび太です。
タイムマシンが乗り逃げされ、過去の世界から抜け出すことができなくなってしまったのですね。
念の為にドラえもんが用意していた『タイム電話』で未来の世界のドラミちゃんに連絡し、迎えに来てもらって事なきをえたドラえもんなのでした。
ドラえもん24巻「二十世紀のおとのさま」P41:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
処罰を受ける可能性あり
タイムマシンを乗り逃げされてしまうと、当然ながら悪意を持った人にどういう目的で使われてしまうかわかりません。
お殿様は知らず知らずのうちにのび太の世界に来ただけなのでよかったものの、タイムパトロールがこの事実を知ってしまえばドラえもんは何らかの罰を受ける可能性もあります。
過去や未来を不用意に変えてしまうと必ずどこかの時代に影響が出るため、軽率な行動は控えるべきなのです。
最悪はタイムベルトがあるから大丈夫
もし今回のようにタイムマシンを乗り逃げされてしまい、『タイム電話』が手元になかったとしても、最悪は『タイムベルト』を使えば現代に戻ることは可能です。
いずれにしても時間旅行をするときは、何らかの救済のためのひみつ道具を必ず携帯するのは必須事項で、もしそれがないとその次代にとどまり続け得なければいけない事態も想定されることを肝に銘じておくべきでしょう。