幸せの青い鳥を作って幸運を運ぶ『チルチルペンキとミチルあみ』。
鳥を捕まえるのが苦労しそうですが、必ず幸せが訪れます。
のび太の鳥探し
色々な不幸が重なってなげくのび太にドラえもんは『チルチルペンキとミチルあみ』を出します。
ペンキで鳥を青くぬり、その鳥をつかまることができれば必ず幸運が訪れるというではありませんか!
ドラえもん22巻「しあわせをよぶ青い鳥」P90:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これに味をしめたのび太は幸運をおすそ分けするために友達をまわり、道すがら出会ったおじさんさえも助けることになります。
誤って借金『とり』の人を青く塗ってしまったことが原因となり、周囲に幸運を分け与える結果になった『チルチルペンキとミチルあみ』。
ドラえもん22巻「しあわせをよぶ青い鳥」P95:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
対象物は本物の鳥である必要はなく、言葉遊びのようで、意外とその点は適当なひみつ道具なのかもしれませんね。
難易度は高め
鳥に色をつけ、逃げ回る鳥をあみでつかまえるのは至難の業です。
飼っている鳥に色を塗れば簡単ですが、野生の鳥を対象にすると人間がつかまえることはまず不可能です。
果敢にもそれに挑んだのび太のチャレンジ精神はあっぱれなものです。
持続時間は短いが確実性あり
青い鳥をつかまえることができれば確実にその人のところに幸運が訪れます。
のび太の場合はお小遣いがもらえる程度でしたが、人によっては100万円の借金がチャラになるなど幸運のレベルには差があることがわかります。
がんばったら必ず報われる結果が待っているのであれば、みんなやる気を出して青い鳥を探し回りますよね!
他にもあるよ、こんな『とり』
借金とりが青い鳥になるのであれば・・・と思い、他の『とり』を集めてみました。
- 相撲とり
- 麻取(まとり)
- ちりとり
- 中年太り
- しりとり
- 高給取り
- 跡とり
- 命取り
などなど。
ドラえもん22巻「しあわせをよぶ青い鳥」P95:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんの理屈からいえばこれらの『とり』も青くすることで幸運が訪れるはずなので、そう考えると幸せのハードルは多少低くなるかもしれませんね。