『とうめいボディガードプラモ』は常にあなたを守ってくれる頼もしい存在ですよ。
四六時中あなたを守ります
ジャイアンとスネ夫からいじめられないようにと、ドラえもんはのび太に『とうめいボディガードプラモ』を買ってきました。
のび太が勝手に作ったところ、重要な制御部品を取り付けないまま完成してしまったのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん15巻「とうめいボディガードプラモ」P116:小学館
のび太にちょっとちょっかいを出した程度でボディガードが反撃してしまう欠陥品が誕生し、周囲の人は全く手出しができない状態になってしまったのでした。
見えないボディガード
『とうめいボディガードプラモ』は組み立て式の頼もしいボディガードロボットのこと。
完成後、付属の『とうめいペンキ』を吹き付けて見えない存在にして完成します。
常に対象者の身近にいて、危険が近づいたと判断すれば即座に反撃し、守ってくれるのです。
重大な欠陥品
のび太が『とうめいボディガードプラモ』を作る途中、重要部品のブレーキポンプを取り付け忘れてしまいました。
ロボットがやりすぎないよう自動制御するためのシステムで、のび太に対するあらゆる接触を攻撃とみなし、手当り次第暴走し始めてしまったのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん15巻「とうめいボディガードプラモ」P119:小学館
これだけであればブレーキポンプの問題なのでなんとかなりそうですが、一番の問題が『とうめいボディガードプラモ』は一度動き始めると壊れるまで停止させる方法がないこと。
「のび太が作ったものなのでいずれ壊れるだろう」という楽観的なことをドラえもんは言っていますが、そもそも停止機能がないのは非常に危険なことなのでは・・・?と思ってしまいます。
似たひみつ道具
頼もしいボディガードが欲しいなら『かげながら』もおすすめです。
しずかちゃんを夜通し守ってくれた優秀なロボットで、普段は透明で見えず、暗闇でその存在がわかるというちょっと不思議な存在です。
こちらのほうが『とうめいボディガードプラモ』よりも優秀かもしれませんね。