『宇宙クリームスプレータイプ』を吹きかけると、宇宙服を着ているのと同じ状態になります。
宇宙での船外作業
謎の宇宙船にさらわれてしまったジャイアンとスネ夫を探すため、ドラえもんたちは『宇宙救命ボート』で宇宙にでかけます。
その途中、強烈なエネルギー波の嵐に遭遇してボートが故障、危険を顧みず船外で修理作業をするドラえもんは『宇宙クリームスプレータイプ』を全員に吹きかけるのです。
大長編のび太の宇宙漂流記P41:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
危険な宇宙空間で巻き起こるトラブルを、どう乗り越えていくのでしょうか!?
宇宙服代わりにどうぞ
『宇宙クリームスプレータイプ』は、体に吹きかけると宇宙服を着ている状態になる不思議なスプレー。
極寒・灼熱の宇宙空間でも快適に過ごせるようになります。
酸素は何らかの方法で取り込む必要があるため、『酸素ボンベ』や『固形空気』を駆使することをおすすめします。
クリームタイプのお手軽版
実はコミック18巻で『宇宙クリーム』は登場しています。
このタイプは手で体に塗り込むもので、やや手間がかかります。
宇宙船のトラブル時だったため、すぐに使えるスプレー版を使ったのでしょう。
なぜテキオー灯を使わなかったのか?
どんな環境でも快適に過ごせるようになるひみつ道具には、最強の『テキオー灯』がありますが、どうしてそれではなく『宇宙クリームスプレータイプ』を使ったのでしょうか?
もちろんドラえもんが焦っていて存在を忘れていた可能性もありますが、理由は宇宙船の外にあるエネルギー波ではないかと推測します。
『テキオー灯』はどんな環境でも地上と同じように過ごすためのものですが、外部からの衝撃を和らげたり防御する機能まではありません。
一方の『宇宙クリームスプレータイプ』ですが、こちらのコマがヒントになります。
大長編のび太の宇宙漂流記P41:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
「スプレーの力で10分くらいなら大丈夫」。
どうやらこのスプレーは一定の外部からの刺激や攻撃を防御する効果もあるようなのです。
どれほどのエネルギー量に耐え続けられるのかは不明ですが、その点を考えると『テキオー灯』よりも優秀なひみつ道具かもしれませんね。