腕ずくチケット

『腕ずくチケット』をもらった人は何があってもかならずイベントに参加しなくてはいけなくなる効果があります。

ジャイアンリサイタル、再び!

コンサートの集客に悩むジャイアンはファンクラブ会長であるのび太に相談します。

腕ずくチケットを取り出すドラえもん
こういう時は親指が自動的に生えます

ドラえもん38巻「またもジャイアンコンサート」P18:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

観客を集めないと命が危ないと判断したドラえもんとのび太は『腕ずくチケット』をつかって無理やりリサイタルに友達を誘います。

でも実はこのコンサート、『アベコベマイク』でジャイアンの声が全く聞こえない状態だったので、ジャイアンだけ気持ちよく歌い、観客は被害ゼロという理想的な状態に仕上がったのでした。

気持ちよく歌うジャイアン
気持ちいいのは本人だけ

ドラえもん38巻「またもジャイアンコンサート」P23:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

強制参加が待ってます

『腕ずくチケット』を受け取ってしまうとあなたは強制的にイベントに参加しなければいけません。

たとえ別の予定があっても問答無用です。

なんて恐ろしいチケットなのでしょう。

観賞型のイベントにピッタリ

『腕ずくチケット』が有効なのはイベント会場まで足を運ばせることまで。

そこで何かを購入したり次の行動に発展させることはできないため、物販よりもコンサート・観賞・視聴などのタイプのイベントに向いていますね。

腕ずくチケットは最後の手段

かなり強引に集客するため不快感を与えることは間違いありません。

普段のドラえもんなら『腕ずくチケット』など使わず別の集客方法を考えるはずなのですが、この時はジャイアンの暴力の恐怖が背景にあったのです。

腕ずくチケットを配るドラえもん
ただならぬ雰囲気が漂う

ドラえもん38巻「またもジャイアンコンサート」P18:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

下手をすると命を失うかもしれない、この耐え難い事実がドラえもんの判断をゆがめる結果になってしまったのです。

あぁ恐ろしいジャイアンリサイタル。

子どもたちは日々こんなにも恐ろしい恐怖と直面しながら生活しているのですね。

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