『わらいガス』を吹きかけると、どんな内容の作品でも大爆笑をさそうことができます。
のび太先生、誕生
のび太を漫画家にして楽しく楽に生活したいと考えるドラえもんは、あの手この手でのび太の作品を世に広げようとします。
漫画雑誌の編集者を無理やり連れてきて『わらいガス』でのび太の作品をおもしろくし、あと一歩で作家デビューまでいくのですが、ガスの効き目が切れてしまうのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「まんが家」P328:小学館
笑いを作るガス
『わらいガス』を吹きかけたものは、どんなにひどい画や作品であっても見る人が全員大爆笑の渦に巻き込まれてしまいます。
お腹がよじれるほど笑い続けるので、周りの人の興味関心をひく二次的効果も期待できますね。
効き目は短いので注意
『わらいガス』の持続時間は短く、せいぜい数十分がいいところ。
この瞬間さえおもしろければいい!という例えば漫画コンテストや持ち込むときなど、その場しのぎの目的にしか使うことができません。
根本的な解決にならない
作品そのものがおもしろくなったわけではなく、あくまでもガスの効き目で最高の作品に仕上がっているだけなことを忘れないようにしましょう。
結局本当に世の中から求められる傑作は、努力と才能で作り出すしかないのです。
ウソの価値を上げるには
同じような効果が期待できるひみつ道具には『ひょうろんロボット』があります。
関連ひみつ道具
このロボットが騒ぎ立てればどんなに無価値なものでもものすごい良質な作品に見えてしまい、自分の評判がうなぎのぼりになるのです。
これも持続時間に制限がありますよ。
このひみつ道具はこの巻で読めます