あらゆる災難から守ってくれる万能シール『やくよけシール』の紹介です。
どんな危険も寄せ付けません
登山に向かうパパの安全を願ってドラえもんは『やくよけシール』を取り出し、まずはのび太に貼って1日実験することに。
テスト勉強を全くやってなかくてもテストそのものが無くなったり、ジャイアンに追いかけられても様々な偶然がのび太を守ります。
ドラえもん38巻「ききめ一番やくよけシール」P89:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『やくよけシール』の効果を信じたパパでしたが、家を出たとたんお腹が痛くなり結局登山は取り止めに。
でも実はこれ、大荒れの山の荒天を見越したシールがパパのお腹を痛くし、家から出ないよう引き止めた結果なのでした。
ドラえもん38巻「ききめ一番やくよけシール」P90:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太にとっての救世主
日々災難に見舞われるのび太にとって『やくよけシール』は手放せないひみつ道具でしょう。
これさえあれば何をやっても安全ですし、苦手なことに手を出さずにすむでしょう。
二十一世紀が生み出した傑作
ただのシールに見えますが、二十一世紀の科学が生み出した列記としたひみつ道具です。
未来の人全員がこれを使えばみんなハッピーに安全に暮らせるはずなのですが、使用実態はどうなのでしょうか。
チャレンジングなパパと冷静なママ
登山を計画するパパの目的地はトンガリ岳。雪渓をわたったりザイルでガケを登ったりするような初心者にはハードルが高い登山になりそうです。
運動神経の鈍いパパを心配したママの冷静なツッコミがするどく冴え渡ります。
ドラえもん38巻「ききめ一番やくよけシール」P84:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
もしママの心配がなければ今ごろパパは登山中に帰らぬ人になっていたかもしれません。
パパは心からママと『やくよけシール』に感謝すべきなのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます