『ヤメラレン』を飲むとどんなことでもその中毒状態にしてしまう効果があります。
勉強中毒、人参中毒、ガム中毒、そしてジャイアンの歌中毒などなど・・・。
聴き足りないジャイアンの歌
ニコチン中毒を治す薬はないけれど、人を何かの中毒状態にしてしまうのは『ヤメラレン』です。
中毒ときくと聞こえが悪いですが、何かに夢中にしてしまうと考えてみましょう。
勉強嫌いな子を勉強好きに変え、運動嫌いなパパを運動好きに変えるなど、使いみちをしっかりすれば便利なひみつ道具なのです。
ドラえもん24巻「ジャイアンリサイタルを楽しむ方法」P151:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんとのび太はジャイアンの歌中毒になってリサイタルを乗り切りましたが、効き目が強すぎるようでジャイアンの歌を聴かないと頭がボーッとしてイライラするようになってしまいます。
のび太のパパはチューインガム中毒になり、食事そっちのけでガムを食べ続けるようになってしまったのでした。
ドラえもん24巻「ジャイアンリサイタルを楽しむ方法」P152:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
使い方次第で人は変わる
何事においても成果を出すためには集中力が必要ですが、『ヤメラレン』で中毒状態にしてしまえば時間の経過を忘れて没頭するようになります。
その分野のプロになるために効果的に『ヤメラレン』を併用することで誰よりも高い集中力で取り組むことができるでしょう。
持続時間が不明
『ヤメラレン』のちょっと恐ろしいところは持続時間が不明なところです。
コミックを読む限り少なくとも数日間は中毒状態が継続しますが、それが一生続くとなると恐怖です。
数日でもいいので中毒で体がそのことを覚えてしまえば、たとえ『ヤメラレン』の効果が切れたとしても自然とその作業に集中できるかもしれません。
『ヤメラレン』は効果が強すぎるのが玉にキズですので、時間は注意して確認しておきましょう。