何かをやめたいときは『ヤメサセロボット』を使ってみましょう。
悪いクセをなおそう
昼寝することで宿題がおろそかになっているのび太は、絶対に昼寝しないことを誓います。
ところが数分もしないうちに寝てしまう意思の弱さをなおすため、ドラえもんは『ヤメサセロボット』を取り出します。
藤子F不二雄大全集ドラえもん14巻「ヤメサセロボット」P159:小学館
寝るとハンマーがボコボコ殴ってくるのは確かに効果がありますが、ちょっと強すぎるのがたまにきず。
ロボットを止めるにはクセをなおすか他人に押し付けるしかなく、困り果ててしまうのび太なのでした。
ハンマーで殴打
『ヤメサセロボット』に辞めたいクセを伝え、もしそのクセが出てしまうと持っているハンマーで殴られてしまいます。
これがけっこう痛いらしく、殴られた頭には大きなたんこぶができるほど!
嫌でも悪いクセが矯正されそうです。
やめるか、なすりつけるか
一度動き出したロボットは誰にも止めることができません。
クセを完全に修正するか、もしくは他に辞めたいことがある人になすりつけるかです。
のび太ものび太のパパも他人になすりつけてロボットの襲撃を抑えることができたのですが、さすがは親子、似たところがありますね。
似たひみつ道具
クセを治すひみつ道具には、たとえば『くせなおしガス』『強いイシ』『ケッシンコンクリート』などがあります。
どれも使い方にクセのある道具ばかりではありますが、本気で何かをなおしたい、やり遂げたいときにはおすすめです。
このひみつ道具はこの巻で読めます