思っていることを何がなんでもやりとおす!
『ヤリトゲ』を使うと即座に行動に移すことができます。
のび太が消える世界?
本当は画家になりたかったらしいのび太のパパ。
学生時代のパパを応援するためドラえもんとのび太は『タイムマシン』で過去の世界に行きます。
絵の勉強で出資を受けるため、資産家の娘との結婚を迫られていたとはしらず、『ヤリトゲ』を使ったものだからさぁ大変!
ドラえもん43巻「のび太が消えちゃう?」P174:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あわやパパが違う人と結婚!?をギリギリで回避することができ、その後いまのママとの出会いにつながるのでした。
ドラえもん43巻「のび太が消えちゃう?」P180:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
行動を止めることはできない
行動しようかしまいか、グズグズ悩むことってありますよね。
『ヤリトゲ』を刺すと本心に従ってすぐ行動できるようになり、しかもその行動を止めることができなくなります。
目標に向かって一直線!といえば聞こえはいいですが、制御がきかなくなるデメリットもあります。
他人に使ってもらうのがいい
思い悩む人は結局『ヤリトゲ』を使うことすら悩んでしまうかもしれません。
それでは意味がないので、第三者に『ヤリトゲ』を自分に刺してもらうことになるでしょう。
のび太のパパもあのまま結婚の選択をグズグズ引き伸ばしていたら、娘さんのペースに巻き込まれていたかもしれません。
ドラえもん43巻「のび太が消えちゃう?」P178:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
意外とモテたのび太のパパ
パパが結婚しようとしていた相手は資産家の娘さんでした。
結局は優柔不断を理由に相手から結婚を断られてしまうわけですが、少なくとも娘さんを惹きつける魅力が当時のパパにはあったわけです。
パパの財産を狙った結婚とも考えにくく、のんびり屋で優しいパパの本質を見抜いた結婚だったと考えられます。
パパは道端でぶつかった学生時代のママと知り合い、そこからお付き合いが始まるわけですが、やはりここでもパパの魅力が勝ったということでしょう。