建物の階層を自由にプラスすることができる『四次元たてましブロック』。
これさえあれば高層マンションだって夢ではありません。
のび太の家はタワーマンション
騒音を気にせず遊びたいのび太とドラえもんは『四次元たてましブロック』を使って家を3階建てに作り変えてしまいます。
商才があるのび太はさっそく貸しマンション業をスタートし、しずかちゃん達を呼び込みます。
ブロックを積みあげるだけで簡単に階層が増えますが、その分階段が長くなることに注意しなければいけません。
勝手にマンション業をスタートしたことを知ったママは激怒してのび太を追いかけ、のび太はブロックを高くして上に逃げますが、トイレに間に合わなくなってしまったのでした。
見た目は変わりなし
いくらブロックを増やしたところで建物そのものの高さが高くなるわけではありません。
四次元空間の中でフロアが増えているだけなので、見た目は普通、中は高層マンションという物理的にありえない構造になっているのが特徴です。
賃料100円は安すぎないか?
のび太にいくら商才があるとはいえ、1フロア月々100円の貸し出しは安すぎるのではないでしょうか?
のび太の家の住所は東京都練馬区であることはわかっていますが、都内で月100円の賃貸など存在するはずもありません。
いや、日本全国どこを探してもあるはずがないのです。
のび太も小学生とはいえ、もう少し世間の相場を調べてからスタートしてもよかったのかもしれませんね。
増やしすぎると大変です
いくらでもフロアを増やせるからといって調子に乗りすぎると後が大変です。
まずエレベーターがないため、ずっと階段で昇り降りする必要があります。
さらに場合によっては下層階にのみトイレやお風呂、洗面台が設置されていたら、いちいちそこまで降りていく必要があるのです。
どうせ『四次元たてましブロック』で建てますのであれば、各フロアに必要な設備がしっかり備え付けれられている豪華マンションで使うべきですね。