『四次元若葉マーク』を貼ると四次元の世界に入り、現実世界の物に触れられないようになります。
パパの運転は四次元で
車の運転が絶望的に下手くそなのび太のパパはドラえもんから『お子さま練習カー』を借りて練習することに。
実際の道路で運転するとすぐに事故を起こすため『四次元若葉マーク』で四次元の世界で安全に運転することができました。
これに目をつけたのび太は自分に『四次元若葉マーク』を貼り、障害物に影響されない世界を楽しむことに。
ドラえもん39巻「四次元若葉マーク」P123:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
学校に直線で早く登校できると喜んでいたのも束の間。
四次元同士では衝突するという盲点があり、パパの車と衝突事故を引き起こしてしまったのでした。
ドラえもん39巻「四次元若葉マーク」P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
誰にも干渉されない世界
『四次元若葉マーク』を貼ると四次元世界に入り込み、姿・形は見えるのに触れられないようになります。
これを利用すると壁を突き抜けて進むことができ、のび太は家から学校まで直線で最短距離で登校できるようになるのです。
自分だけの場所を得たも同然
誰からも触れられることなく邪魔されることもない四次元の世界は、まさにあなただけの場所。
のび太のように自由気ままに暮らしていいのです。
本来は運転の練習用として開発された『四次元若葉マーク』なのですが、応用の天才ののび太にかかればこんな使い方もできるのですね。
四次元ってなに?
ドラえもんの『四次元ポケット』もそうですが、四次元とはなにでしょうか?
一次元が直線、二次元が縦と横の平面、三次元はそこに奥行きが加わり、四次元は時間の概念がプラスされます。
つまり四次元の世界とは目に見える現実と時間軸の違いがある世界ということで、目に見えながらも異なる時間の世界にいること?となんとなく想像ができます。
もちろん専門的な解説はわかりませんし、ドラえもんに登場する四次元の概念がそこまで入念に作り込まれているかどうか定かではありませんが、知っていて損はない話です。