雪に埋もれたのび太の家から抜け出すために使われた『雪を溶かすライト』です。
一夜にして雪の中
周囲1キロ四方の気候を一箇所に集めることができる『気候集中装置』。
今夜は雪が降る予報が出ていることを知ったドラえもんとのび太は装置を仕掛け、朝を待ちます。
ところが家全体が雪に埋もれてしまい外に出ることができなくなり、ドラえもんは『雪を溶かすライト』を使って窓から外に出たのでした。
ドラえもん43巻「まわりのお天気集めよう」P73:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
2人は家を改造して雪の遊び場として提供し、たくさんの子どもが集まる憩いの場を作ったのでした。
懐中電灯のような形
『雪を溶かすライト』は懐中電灯ほどの大きさをしていて、雪に向けて熱で溶かすことができます。
のび太の家を覆った雪はかなりの厚みがありましたが、ライトをかざすだけで簡単に溶けるので、かなり効率的に使用できることがわかります。
正式名称ではありません
『雪を溶かすライト』の正式名称はコミックの中で語られていないため、これは仮でつけた名前です。
安全性もクリア
大量の雪を一気に溶かす熱量があるにも関わらず、手で持っても自分自身は全く熱くないようです。
さすが未来のひみつ道具、人体への影響を抑えながら雪だけ効果的に溶かす性能なのですね。
ライトだけで作ったとは思えない
こちらがドラえもんとのび太が作った雪の家です。
ドラえもん43巻「まわりのお天気集めよう」P75:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
壁や床がまっすぐ平坦になり、しっかりした建築物のように見えます。
『雪を溶かすライト』はコミックを見る限り単純に雪を溶かすだけの効果しかなく、画像のようにキレイに整地できるとは思えません。
ひょっとするとドラえもんはコミック18巻に登場した『氷ざいくごて』を取り出し、出力をうまく調整して雪に使ったのかもしれませんね。
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このひみつ道具はこの巻で読めます