何もしなくても自動的にはなくそを取ってくれる『自動はなくそとり機』です。
がらくた道具の登場
いつも乱暴なジャイアンとケンカするため『けんかマシン』を探すドラえもん。
ところがお目当てのものが見つからず、ポケットから出てくるのは『自動はなくそとり機』をはじめとしたがらくたばかり。
ドラえもんプラス2巻「大きくなってジャイアンをやっつけろ」P132:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
初期のドラえもんにありがちな行動ですね。
結局道具はみつからず、2人は未来ののび太にケンカしてもらうことにしたのですが・・・。
堕落の極みのひみつ道具
『自動はなくそとり機』が実際に使われることはありませんでしたが、使い方や用途は言わずともわかりますよね。
果たして登場する機会があるかどうか不明ですが、手を使わずともはなくそを取ってくれるがらくたともいえる道具です。
恐ろしいドリル形状
何よりも恐ろしいのは『自動はなくそとり機』のパーツ。
鼻の穴に突っ込むと思われる先端がドリルの形をしていて、奥深くまで入り込むイメージができますね。
材質はわかりませんが、鼻の穴に優しい素材であることを願うばかりです。
相手を困らせる使い方も
『自動はなくそとり機』は主に自分がラクをするために使う道具だと思われますが、相手への嫌がらせにも使えそうですね。
こんな道具に邪魔されて気が散らない人はいないでしょうし、鼻に直接のダメージを与える目的でも使えるかもしれません。
この形状を見てゾッとして逃げ出す人もいることでしょう。
赤ちゃん用に使えるかもしれない
注目したいのが、ドリルから柄が伸び、その先に大きめのタンクにつながっている点です。
もし『自動はなくそとり機』がはなくそだけでなく鼻水を吸い取る効果があるとすれば?
ドリルが変形し、自動的に赤ちゃんの鼻に入って鼻水を吸い出す使い方があるとすれば?
するとタンク内部に鼻水が溜まる構造ではないかと推測されるわけです。
こうなると使い方の用途に幅が広がりますね。子守ロボットであるドラえもんがこれを持っている理由も合点がいきます。
真相は不明ですが、こういう考え方も面白いですね。
ドラえもんプラス1巻「たけ」P13:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄