『自動人形げき』は人形たちがシナリオに沿って自動的に動くひみつ道具です。
ジャイアンのせいで劇がめちゃくちゃに
みんなで人形劇をやるため準備に取り組むのび太たち。
ところがジャイアンが途中で参加したことにより、劇の進行がめちゃくちゃになってしまいました。
ドラえもんカラー6巻「自動人形げき」P153:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんは『自動人形げき』を使って人形劇を開催するだけでなく、ジャイアンを操ってこらしめてやることを計画するのです。
リアルな動きの人形劇
『自動人形げき』は人形たちが自動的に動き始めるひみつ道具です。
シナリオを挿入すればまるで人間みたいにリアルな動きをするのが特徴で、見る人はそれが人形とは感じないほど。
小道具も自動で動いたり声の演出もあったり、これ1台あれば全ての劇を演出可能です。
人間も操ります
配役を変えると人間も登場人物として自動操作が可能な『自動人形げき』。
ドラえもんカラー6巻「自動人形げき」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ジャイアンをこらしめるため、昔話さるかに合戦のサルとして無理やり登場させました。
コミック28巻に登場した『オートアクションプロンプターと脚本カセット』と同じように全て自動進行ですすめることができますね。
シナリオは自作でもいけるはず
『自動人形げき』のいいところは、自作のシナリオを挿入しても動くであろう点です。
白雪姫のように名の知られたシナリオにしてもいいし、全くのオリジナルストーリーにしても味が出るでしょう。
たくさんのお話をミックスさせた奇想天外な劇も楽しめるかもしれません。
こういう奇抜なアイディアはのび太が得意とする分野なので、面白い作品に仕上がりそうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます