指定した場所の実物のジオラマを表現できる『実物ジオラマ』を紹介します。
コンパクトサイズの近所
ジャイアンたちに取られたランドセルを取り返したいのび太。
空き地まで行くと、なんとのび太の目の前でジャイアンとスネ夫がどこかに飛んでいき、ランドセルは戻ってきました。
ドラえもんカラー3巻「実物ジオラマ」P29:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
実はドラえもんが『実物ジオラマ』でアシストしていたおかげだったのです。
のび太はしずかちゃんにかっこいいシーンを見せようとしますが、助手のドラえもんがネズミに驚きそれどころではありません。
果たしてどうなるのでしょうか?
縮尺自由なジオラマ
『実物ジオラマ』は指定した場所・エリアを自由な縮尺で実物のジオラマを出現させることができます。
そこにいる人や動物まで忠実に再現するだけでなく、ジオラマにふれると現場でもその影響が反映されるようになっています。
人を飛ばします
専用の小さな棒をつかうと、ジオラマ内にいる人を別の場所に移動させることができます。
ドラえもんカラー3巻「実物ジオラマ」P30:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
本人にとってみれば自分のいる場所が急に変わってしまい、何が起こったのかさっぱりの状態でしょう。
似たひみつ道具
コミック42巻に登場した『密閉空間調査機』によく似た『実物ジオラマ』。
関連ひみつ道具
細部までスコープを使って調査できる点では『密閉空間調査機』のほうが使い勝手がいいでしょう。
下手に触れると危険
まるで本物のミニチュアの建物が目の前に出現するわけですが、うかつに手で触れると危険です。
ちょっとの振動が中の人には大きな地震に感じるかもしれず、無駄に恐怖心を植え付ける結果になるかもしれません。
力が強すぎると建物を破壊する恐れもあり、小さな子ども一人に使わせるのは危険が伴います。
このひみつ道具はこの巻で読めます