『実用ミニカーセット』を実際に運転することができる『実用ミニカーシミュレーター』です。
リアルな操作感がを楽しめますよ。
パパの運転、お手並み拝見
ひみつ道具『実用ミニカーセット』には乗用車をはじめ様々な車が入っています。
運転免許試験に落ちたパパの気晴らしのため『実用ミニカーシミュレーター』を使ってドライブを提案するドラえもんとのび太。
ドラえもん42巻「実用ミニカーセット」P128:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
どういうわけか道には詳しいパパの運転で山の湖畔までたどり着いた一行は『おっかけベルト』でミニカーの元へワープし、ゴミ拾いをして地域貢献するのでした。
振動を感じるシミュレーター
『実用ミニカーシミュレーター』はミニカーの振動が座席に伝わるリアルな運転感を楽しむことができます。
ミニカーにはカメラが搭載されていて、目の前のスクリーンいっぱいに景色が映し出され、まるで本物の車を運転している感覚になることでしょう。
運転の練習にはおすすめしません
『実用ミニカーシミュレーター』は一見すると運転の練習に向いていそうな気がしますが、実は逆に運転が下手くそになってしまう恐れがあります。
視界が制限されている
スクリーンがあるのは前方だけで、左右、後方の視界がありません。
ドライバーは前だけ見ていればいいわけではないので、視界が限定されるのはよくありません。
音が聞こえるか不明
ミニカー周囲の音が聞こえるかどうか不明ですが、緊急車両やクラクションなど音も運転には重要な情報となります。
車高が低すぎる
極めつけはミニカーの低い車高。
『実用ミニカーシミュレーター』のスクリーンに映し出される映像はミニカー視点なので極めて低く、車の下をくぐり抜けるという普通の運転ではありえない仕様です。
しばらく運転していればミニカー操作になれることはあっても、いつまでたっても本物の車の運転が上手になるとは考えにくいです。
以上のことから、『実用ミニカーシミュレーター』はあくまで気分転換に使うものとし、運転の練習には絶対に使わないよう注意したいですね。