バッジの周囲を好きな季節に設定することができる『オールシーズンバッジ』の紹介です。
これさえあれば、いつでもどこでも春夏秋冬を楽しむことができますね。
日本が大混乱
あっという間に流れ行く時間の大切さに気付いたのび太。
お花見!海!スキー!など季節特有の遊びが全然できていないことを悔やんでいると、ドラえもんが『オールシーズンバッジ』を出します。
このバッジを使うと、バッジの半径3メートルを好きな季節に変えることができるのです。
ドラえもん16巻「オールシーズンバッジ」P23:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんとのび太はお弁当を持って中山湖に出かけます。
バッジで夏に設定して水泳を楽しんだり、春のお花見や冬のスキーをするなど全シーズンを満喫する2人。
そんな様子を見た骨川家(スネ夫の家族)は我が目を疑うのですが、無理もない話ですよね。
すっかり遊びを満喫したドラえもんとのび太ですが、タケコプターで飛んで帰る途中にオールシーズンバッジを街中に落としてしまったのです。
その結果、一部の地域で異常気象が発生してしまったのでした。
ドラえもん16巻「オールシーズンバッジ」P29:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
オールシーズンバッジの仕組み
季節が変わるとは、要するに地球の太陽に対する地軸の傾きが変わることを意味します。
本来であれば季節が変わると世界中に影響が及ぶはずのところ、オールシーズンバッジの周辺だけ季節が変わっていますね。
これはおそらく本当に季節が変わってしまったのではなく、バッジに内蔵されている機械が人工的に桜や雪、夏の暑さなどを作り出していると考えられます。
『お天気ボックス』は天候を自由に操ることができるひみつ道具ですが、その技術の一部が応用されているのでしょうか?
個人利用に最適
バッジの半径3メートル以内のみ季節が適用されるため、個人でスキーを練習したり海で泳ぐのに向いています。
広い範囲で季節を変えるためには、膨大な数のオールシーズンバッジが必要になります。
ドラえもん16巻「オールシーズンバッジ」P28:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
1つ1つバッジの季節を設定する手間と配置する手間を考えると、団体利用よりも個人で季節の移ろいを楽しむほうがいいかもしれませんね。