動物の気持ちを理解したければ『動物語ヘッドホン』がおすすめ。
しっかりコミュニケーションを取って良好な関係を築きましょう。
イチの気持ちに気付こう
のび太が拾ってきた野良犬イチは、『かべかけ犬小屋』の中から向かいの屋根にいる猫に視線を注いでいます。
野良猫を気づかう優しいイチだと感動していたドラえもんとのび太でしたが、どうもイチは2人に訴えたいことがあるように見えます。
そこでドラえもんは『動物語ヘッドホン』でイチの言葉を理解しようと試みます。
ドラえもん22巻「のら犬「イチ」の国」P180:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
優しいイチは、なんと野良猫も一緒に飼ってほしいと言うではありませんか!
イチ一匹だけでもかなり苦労していたドラえもんとのび太はどう考えても2匹を同時に飼うことはできず、代わりに動物だけの王国を作ろうということになるのです。
夢のような道具
ペットを飼っている人にとってペットと会話するのは憧れでしょう。
普段どういうことを感じているのか?何か言いたいことがあるんじゃないか?ウチにいて幸せなのか?
そのような疑問を直接ペットに確認できる夢のようなひみつ道具ですね。
あれ?ほん訳コンニャクは?
相手の言葉を理解するための代表的なひみつ道具といえば『ほん訳コンニャク』でしょう。
これさえ食べればイチの言葉も理解できるはずなのに、あえて『動物語ヘッドホン』を使うのはなぜなのでしょうか?
ほん訳コンニャクが無い
食べすぎでコンニャクの在庫を持ってなかった可能性があります。
まだドラえもんが持ってない
『ほん訳コンニャク』が登場したのは12巻なのですが、実際の時系列は実は『動物語ヘッドホン』のほうが早く発明されていて、『ほん訳コンニャク』は登場していないのかもしれません。
プラスアルファの機能があるのかも?
『動物語ヘッドホン』は動物の言葉を理解できるとコミックで紹介されていますが、実は紹介されていない機能として『動物の本音が伝わってくる』という特徴があるのかもしれません。
『ほん訳コンニャク』は言語を理解しますが、感情まではわかりません
『動物語ヘッドホン』は一歩先を進んだ道具で、動物の言葉と感情両方を理解できるため、あえてドラえもんが使っている可能性もありますね。