『びっくりばこ』を開けると、その人にとって最も怖いものが飛び出てきます。
みんなの怖いもの
毛虫が怖いのび太は、それを理由に友達から馬鹿にされてしまいます。
カンカンに怒ったドラえもんは『びっくりばこ』を取り出し、みんなに仕返しを計画します。
藤子F不二雄大全集ドラえもん5巻「びっくりばこ」P79:小学館
ジャイアン以外の友達はみんな『びっくりばこ』から飛び出す怖いものに驚いて気絶しますが、ジャイアンだけは巧みに逃げ回ります。
ようやく箱を開けたと思ったら、やっぱりジャイアンの怖いものはかあちゃんだったのでした。
恐怖が飛び出す箱
『びっくりばこ』を開けると、開けた本人にとって最も恐ろしいものが飛び出す仕組みになっています。
のび太は毛虫が嫌いというストーリー上の設定でしたが、本来だったら他にもママやジャイアンが怖いということもわかっています。
安定のかあちゃん
男気のあるジャイアンは基本的に怖いものは存在しないと思われがちですが、やっぱりかあちゃんには頭が上がりません。
店番を頼まれてたり宿題を強要されたり、ジャイアンにとってかあちゃんは天敵ともいえる存在です。
そんなかあちゃんが『びっくりばこ』から飛び出したのですから、さすがのジャイアンも気絶して当然ですね。
恐怖を作る道具
誰かを何かの恐怖症にしたいと思った時は『恐怖症スタンプ』がおすすめです。
関連ひみつ道具
特定の図形を怖がらせるためのひみつ道具なので、丸いもの、四角いもの、三角形のものなど恐怖の範囲を決めることができます。
このひみつ道具はこの巻で読めます