撮影したものを写真にして二次元におさめてしまう便利なカメラ『チッポケット二次元カメラ』を紹介します。
物が多くて片付かない人におすすめのカメラです。
収納の天才のび太?
部屋のマンガが捨てられてしまいそうなのび太はドラえもんに助けを求めます。
取り出したのは『チッポケット二次元カメラ』。
これで撮影したものはすべて写真に収められ、ペラペラの紙1枚を保管しておけばすむようになります。
ドラえもん20巻「チッポケット二次元カメラ」P96:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
保管スペースを取らずに片付けられるようになるため、のび太も大助かり!
片付けに困っている人たちの持ち物を『チッポケット二次元カメラ』で写真にしてアルバムに保管していたのび太ですが、ひょんなことからそれらがすべて三次元化(=もとに戻る)してしまうのです。
ドラえもん20巻「チッポケット二次元カメラ」P101:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
怒ったママから逃げるのび太は自ら写真になりますが、酔っぱらいの助けを借りて無事に人間に戻ることができたのでした。
かなり需要のあるひみつ道具
ドラえもんのひみつ道具はどれも欲しくなるものばかりですが、今回の『チッポケット二次元カメラ』はその中でも特に実現化が望まれると思われます。
世の中、片付けられなくて困っている人、物が多すぎてどうしていいかわからない人は本当にたくさんいるのです。
そういう人からすればまさに夢の道具!
アルバムさえあれば、ほとんど収納場所を取ることなくほぼ無限に整理が可能ですね。
人間さえいればなんとかなる
『チッポケット二次元カメラ』の欠点といえば、写真をもとに戻すためにはお湯が必要ということです。
ドラえもんはポットのお湯を使っていましたが、ラストのオチでおしっこ程度のぬるま湯でも大丈夫なことが証明されています。
つまり手元にお湯がなかったとしても、人間さえ近くにいれば最悪なんとかなるということです。
これがわかっただけでも、『チッポケット二次元カメラ』の優位性が出てきますね。
レンタルスペース屋もまっさお
いま現在、スペースを貸し出すレンタルスペース屋は『チッポケット二次元カメラ』の存在におびえていることでしょう。
こんな便利なカメラが発明されれば自分たちの仕事は激減してしまうからです。
もちろんセキュリティ面を考えるとレンタルスペース屋のほうがいいかもしれません。
ドラえもん20巻「チッポケット二次元カメラ」P99:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
しかし無駄なお金をかけるくらいであれば、自宅で写真保管したほうがいいと考える人も少なからずいるはずですね。