取り付けた場所から水が出る『どこでもじゃぐち』は便利なひみつ道具です。
水が出ないような場所でも水源確保ができますね。
植物にもやさしいのび太の心づかい
裏山のことが大好きなのび太はドラえもんの『心の土』で今まで以上に裏山と心を通わせるようになりました。
のび太のために果物を用意したり敵を追っ払ったりし、のび太もますます山が好きになります。
日照り続きで植物がかわいそうという心づかいから『どこでもじゃぐち』で水をやるのび太。
ドラえもん26巻「森は生きている」P115:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
しかし最終的には山に入り浸るのび太を心配した山自身がのび太を追い払い、ダメ人間になる前に救われたのでした。
場所を問わず水がでます
『どこでもじゃぐち』を取り付けると場所に関係なく水がでます。
ストーリーでは木に直接蛇口を取り付け、そこから水を取り出していましたね。
工事不要でいつでもどこでも水を確保できるという点では、これさえあれば無人島にいっても最低限生きていくことはできそうです。
ノビール水道管との違い
どこでも水を取り出すという点で『ノビール水道管』も忘れてはいけません。
大長編『のび太のドラビアンナイト』に登場するひみつ道具ですが、『どこでもじゃぐち』と比較すると水の採取方法に違いがあります。
大長編のび太のドラビアンナイトP90:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『ノビール水道管』を地面に刺すと自動的に水脈を探して水を吸い上げますが、『どこでもじゃぐち』は取り付けた場所から水が出ます。
水脈が水源になっているという明確な根拠があるのにたいし、『どこでもじゃぐち』はどこから水を取り出しているか不明です。
おそらく『とりよせバッグ』と同じ原理で水道管の中が四次元でつながっていて、どこからか水を取り寄せているのでは?と想定されます。
資源を大切に
水がいくらでも出るからといって無駄遣いはやめましょうね。
植物も水が多すぎると根腐りしてダメになってしまいますし、適度な使用が推奨されます。