スネ夫と対応に闘うため、ジャイアンがのび太に10円で作らせたのが『どんな相手でもいじめられる道具』です。
決着がつかない勝負
ジャイアンからいじめられた仕返しを考えるスネ夫は、のび太に1000円で『ファイタースーツ』の制作を依頼します。
さすがのジャイアンもこれには恐怖を感じ、のび太に作らせたのが『どんな相手でもいじめられる道具』だったのです。
ドラえもん30巻「ハツメイカーで大発明」P186:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
空き地で繰り広げられるすさまじい争いは両者互角のままなかなか決着がつきませんでしたが、2人の母ちゃんが乱入したことで終わりを迎えるのでした。
結局はけんかする道具
スネ夫の『ファイタースーツ』は土管を砕くパワーがあり、そんな相手と闘うには同じタイプのロボット型道具が最も適していたのでしょう。
見た目が似ていてパワーはほぼ拮抗しており、ケンカをするひみつ道具として登場しました。
スネ夫が有利か
『ファイタースーツ』のコンセプトは『どんな強いいじめっ子でもやっつけられる道具』。
一方ジャイアンは『どんな強い相手でもいじめられる道具』ですので、言葉だけを見てもスネ夫が有利だとわかります。
さらに日頃からラジコンの操縦に長けているスネ夫ですので、きっと『ファイタースーツ』の操縦にも慣れやすいことでしょう。
あのまま決闘が続いていたら、2人の上下関係は変わっていたかもしれません。
手先が器用なのび太
のび太は『ファイータースーツ』にしても『どんな強い射当てでもいじめられる道具』にしてもわずか1コマで制作を完了しています。
最初は『ゴキブリぼう』を作るだけで嫌気がさしていたのび太ですが、いつのもまにか技術がかなり上達していますね。
あやとり世界一の持ち前の指先の器用さを発揮した瞬間ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます