『ハーメルンのごきぶりふえ』を吹くと、周囲一帯のごきぶりが集まってくる地獄絵図が広がります。
ジャイアンとごきぶり
のび太の家にごきぶりが現れ、ドラえもんは『ハーメルンのごきぶりふえ』を使って家中のごきぶりを集めることに成功します。
ドラえもんプラス6巻「ごきぶりふえ」P49:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
その様子を見ていたジャイアンがふえを取り上げてますが、家にはごきぶりがいないことに気づきます。
ジャイアンはふえを吹きながら街中を歩き回り、大量のごきぶりを家に連れて帰るという世にも恐ろしい愚行に走ってしまうのです。
ドラえもんプラス6巻「ごきぶりふえ」P52:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
集まれごきぶり
『ハーメルンのごきぶりふえ』の音色を聞いたごきぶりは一箇所に集まり、演奏者の後ろをついてゾロゾロと歩きます。
その姿を想像するだけで鳥肌が立ちそうですが、童話ハーメルンの笛吹き男になぞらえたひみつ道具です。
独特な音色
『ほいほい〜』。
これは『ハーメルンのごきぶりふえ』の独特な音色です。
ドラえもんプラス6巻「ごきぶりふえ」P49:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんが吹いてもジャイアンが吹いても同じ音色です。
この音が最も効果的にごきぶりに訴えかける効果があるのでしょう。
集めたあと処理が大変
一箇所に大量に集まったごきぶりの処理をどうするか、それが大問題です。
1匹や2匹ならスリッパでバンバン退治すればなんとかなりますが、数十匹単位で集まったごきぶりを前にすると、人は誰でもたじろぐことでしょう。
人からの嫌われ度No.1といっても過言ではないごきぶりの行く末は、いったいどうなるのでしょうか。
ゴキブリシーバーもどうぞ
ごきぶりを一箇所に集めるひみつ道具には、プラス3巻に登場する『ゴキブリシーバー』もありますよ。
『ゴキブリカバー』の中に入ってもらえば優秀なアシスタントして雇うこともできますね。