本物の人間をつかって電子ゲーム化することができる『本物電子ゲーム』を紹介します。
くれぐれも悪用しないようにしましょうね。
ジャイアンの電子ゲーム
のび太が3年も苦労して貯金して買った電子ゲームをジャイアンに取り上げられてしまいました。
ドラえもん27巻「本物電子ゲーム」P117:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
事情が事情なのでドラえもんが渋々出したひみつ道具が『本物電子ゲーム』です。
これでジャイアンを使って電子ゲーム化してしまおうという魂胆なのですね。
ターゲットにされた人は体の自由が効かなくなり、『本物電子ゲーム』で操られている間は空から降ってくる障害物を避けなければいけません。
スネ夫はジャイアンへの日頃のうらみをはらすべくワザと障害物に当てて遊ぶという卑怯な行為に走るのでした。
ドラえもん27巻「本物電子ゲーム」P121:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
使われる人の了承のもとで遊ぼう
遊ぶ本人にとっては面白い『本物電子ゲーム』ですが、ゲーム化される側からするとたまったものではありません。
のび太たちのように相手にだまってゲーム化すると後々もめる原因になりますので、必ず事前に了承を取るようにしましょう。
当たっても痛くない障害物
落下してくる障害物は見た目こそ矢や刀、槍など危なそうに見えますが、実は当たってもチクッとするぐらいで全く痛くないんだとか。
見た目の衝撃が大きいので、心理的不安を呼ぶ効果はありそうですね。
スネ夫の汚い心、再び
スネ夫は事あるたびに卑怯な性格を見せることで有名です。
『本物電子ゲーム』で恨みを晴らすといったスネ夫はわざとジャイアンを痛めつける行動を取りますが、スネ夫の根っからの性格がここでもわかりますね。
のび太もゲームを取り上げられたりいじめられたりする被害者側ではあるものの、ジャイアンを痛めつけてやろうという邪悪な心は持ち合わせていません。
この先スネ夫は大人になるにつれて改心していくのでしょうか?