家の感じ変換機

自宅の雰囲気を自由に変更することができる不思議なひみつ道具『家の感じ変換機』。

プレートの置き間違いには注意しましょう。

楽しい家?怖い家?

スネ夫の家はのび太の家と比べるとお客さんをもてなす環境としてふさわしいと思われています。

なんとしても自分の家にしずかちゃんを招いて楽しんで欲しい!のび太の願いを叶えるためにドラえもんは『家の感じ変換機』を取り出します。

楽しい家がお出迎え
ついつい長居したくなる仕掛けがたくさん

ドラえもん31巻「よい家悪い家」P79:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

とにかくおもてなしの心を絶やさない家に変わったことに安心したのび太でしたが、しずかちゃんを招待した時に誤って『こわい家』のプレートを使ってしまったからさぁ大変!

カンカンに怒ってしまったしずかちゃん、今後のび太の家に来てくれることはあるのでしょうか?

楽しい家はとにかく楽しい

スリッパが自動的に飛び出したりメロディが流れたり、お客さんにとって心地いい家になるように『家の感じ変換機』は尽くしてくれます。

来た人がまた訪問したいと感じるような気配りや配慮に長けた家になるのです。

未来の世界でも悩む人間関係

自分にとって面倒くさい人が家に訪問した時、露骨に『帰れ』とはいいづらいもの。

怖い家の被害にあうしずかちゃん
さすがのしずかちゃんでさえ帰りたくなるようだ

ドラえもん31巻「よい家悪い家」P82:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

今も未来でも人間関係の問題は存在します。

なんとなくこの家にいたくないというマイナスの感情を生み出すことができればいいのですから、必要以上に関係を悪化させないようにして追い返す『家の感じ変換機』は重宝されていることでしょう。

他のプレートは?

コミックでは『楽しい家』『こわい家』の2つのプレートしか紹介されていなかったので、他の種類を想像してみます。

悲しい家

入るととにかく涙が止まらず気持ちがふさがってしまう家

爆笑する家

部屋に入るたびに笑いが止まらない家

ムキムキの家

あらゆる場所で筋トレ要素を含んだスポーツマン向けの家(『アスレチックハウス』のような感じ)

ダイエットの家

出てくる食事や軽食がすべて体にいいものばかり。かと思ったら適度なエクササイズを求めたり、健康的にダイエットさせられる家

こんな家だったら楽しいな!と考えるのも、ドラえもんのひみつ道具を考察する上で外せない要素ですね。

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