パラパラと撒いてしばらく報知すれば辺り一面が緑で覆われる『インスタント植物のタネ』。
緑が欲しい時に重宝します。
無機質な地下帝国に緑を!
『異説クラブメンバーズバッジとマイク』を使って地底人と地下帝国を現実のものにすると決めたドラえもんとのび太。
『打ち上げライト』などをつかって暗い地下を明るくし、さらに『インスタント植物のタネ』で緑を広げます。
タネを撒いた翌日にはすっかり木々が生い茂り、今までの無機質な地下帝国がウソだったかのような光景が広がります。
ドラえもん23巻「異説クラブメンバーズバッジ」P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この場所でこれから地底人が文化をつくり、地下帝国を発展させていくと考えるとワクワクしてきますね!
勝手に広がる万能なインスタント植物のタネ
『インスタント植物のタネ』は一箇所に撒くと勝手に増え続けるようです。
コミックを読む限りドラえもんは限られたスペースにしかタネを撒いていないにも関わらず、翌日には先が見えないほど遠くまでジャングルを形成するまで成長しているのです。
かなり繁殖力の高いタネということがわかりますね。
これさえあれば植樹のように大掛かりな工事をしなくても済むかもしれません。
肥料などは不要(おそらく)
パラパラと『インスタント植物のタネ』を撒くドラえもんですが、肥料や水をあげている風には見えません。
ドラえもん23巻「異説クラブメンバーズバッジ」P120:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
名称にインスタントとあることを考えても、タネを撒くだけで肥料は不要で育つ植物なのでしょう。
ゴツゴツした岩場でもこれだけの繁殖力を見せているので、砂漠や寒い場所など、本来は植物の育成に向かない場所でもしっかり根をはることが予想されます。
さすが未来のひみつ道具といったところでしょうか。
このひみつ道具はこの巻で読めます