『ジャンプゆみ』を使うと矢の飛ぶ先まで移動することができます。
ぴょんぴょん飛びます
『ジャンプゆみ』は弓と矢のセットのこと。
矢の羽の先に長いロープと吸盤があり、吸盤を体にくっつけます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「ジャンプゆみ」P51:小学館
そして矢を射ると体が矢に引っ張られて飛び、矢の飛ぶ先に移動できるというひみつ道具です。
ジャイアンとスネ夫に『ジャンプゆみ』を奪われてしまったのですが、使い方を誤り、2人は家に飛び込んでしまったのでした(入浴中ののび太のパパのところに突入しました)。
特殊な吸盤と強い弓
発射される矢の勢いにも関わらず、体にしっかりくっつく吸盤は特殊な構造をしているのでしょう。
体の皮膚がはがれたりせず、しっかりと体を目的地に運びます。
また、129.3kgのドラえもんでさえ軽々と運んでしまう矢の勢いを生み出す弓も相当強い力を持っていることがわかります。
ドラえもんとのび太は近場の短い距離を移動するためだけに『ジャンプゆみ』を使っていましたが、その気になれば何キロも離れた場所を一気に移動することも可能でしょう。
はこび矢(どこでも行ける矢)との違い
コミック13巻では『はこび矢(どこでも行ける矢)』が登場しました。
関連ひみつ道具
弓と矢を使って移動するのは同じですが、ターゲット(的)の有無が大きな違いです。
『はこび矢(どこでも行ける矢)』は専用の的が用意されており、その的を置いた場所に移動できます。
対して『ジャンプゆみ』はターゲットが無く、自分で狙いをつけて好きな場所にジャンプします。
移動する場所があらかじめ決まっている場合はターゲットがあるほうが便利で、自由気ままに移動したいときは『ジャンプゆみ』と使い分けるといいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます