『影ぶんちんと影実体化液』を使って本物のコピーを作り出しましょう。
スネ夫の逆襲
いとこに作ってもらったばかりの飛行機ラジコンを見せびらかすスネ夫。
のび太はドラえもんにお願いし、『影ぶんちんと影実体化液』を使ってラジコンのコピーで遊ぶことになりました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん16巻「影ぶんちんと影実体化液」P607:小学館
スネ夫のラジコンはジャイアンに取り上げられ、案の定近所の家の中に飛び込んでしまいます。
スネ夫の影を取り出して無事に取り返せたところまではよかったのですが、スネ夫はジャイアンに復讐を考えるようになったのです。
影をコピーします
『影ぶんちんと影実体化液』は物体の影を取り出すことができるひみつ道具です。
影は本体と同じ機能や特徴を持つので、簡単にいえばコピーが誕生したようなもの。
影を『影ぶんちん』で抑え、抑えた影に『影実体化液』を振りかけると完了ですね。
忠実なしもべの誕生
生み出した影は他人の命令を素直に聞くしもべのような存在です。
スネ夫はジャイアンの影をボコボコに殴っていたのですが、影が反撃してくることはありませんでした。
命令に従うだけの自分の手足のような存在ですね。
本体にも影響があります
影に攻撃すると本体にも影響が出るようです。
ジャイアンは自分の影がスネ夫に殴られていることは知りませんでしたが、頭痛を感じたり、体が勝手にドブ川に押し寄せられてしまうなど影響を受けていました。
影→本体への影響はドラえもんから語られることはなく、ドラえもんもこの機能を知っていたかどうかは定かではありません。
このひみつ道具はこの巻で読めます